目次
1.初めてのつわり
2.息子の好物
3.定期検診と占い
4.突然の出産
5.分娩の流れ
6.退院まで
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1・初めてのつわり
初めての妊娠でしかも母は近くにいない、国際電話はそうそうかけられない私の頼りは
「初めての妊娠・出産・育児」という本と数人の友達(子持ち)でした。
つわりはかなりきつくて食べられるものは殆ど無く、味の無いパンと水、
プレーンヨーグルトのみ。
そんな状態が安定期中盤ぐらいまで続きましたが、37週で産休に入るまで仕事は休み
ませんでした。
2.息子の好物
私は、元々納豆好きでしたが、この期間は本当に恋しかったです。
それでつい「食べたい食べたい」と言っていたら、ある日職場の上司が買ってきてくれました。
息子は納豆が大好きです。あれは息子の声だったのだと、何年もしてから気が付きました。
3.定期検診と占い
基本的に検診は、医師による触診と問診のみ。
五ヶ月に入った時に、超音波を観て「男の子ですよ」と告げられ、
その場にいた夫も目を輝かせながら画面を観ていました。
まだ妊娠する前に友達が教えてくれた占いで、
お腹の子が男の子だと私は知っていたのです。
これは本当に当たります。
用意するもの
五円玉一枚と二十センチぐらいのひも。
穴にひもを通して結ぶ。
占い方
手のひらの上に五円玉が来るように、ひもを持つ。(利き手で)
「最初の子は、男の子ですか?女の子ですか?」と聞く。
五円玉が縦に動いたら、男の子
回るように動いたら、女の子
「二番目、三番目」と占って行き、動かなくなったらおしまい。
(それ以上はできないという事)
4.突然の出産
38週目の検診時に測定した体重が、半月前の検診時よりも約二キロ減っていました。
理由は産休にはいってから、食べる量が激減していた為。
動く量も10分の1ぐらい減れば、食欲も減るのが普通だと思うのだけど。
「私は痩せやすい」と説明しても聞く耳持たず、先生はあせって超音波を見て
「子供が小さい。これからすぐ出産しましょう」となり、促進剤が投与され、
待つ事数時間。
陣痛は微弱のまま。
「時間がかかると、子供が心配だから」と、帝王切開にします。サインして下さいと言われました。
(先生の都合もあったように思う)
何しろ初産なので、状況がよく分からず、母や姉も陣痛は微弱だった様で、
「陣痛の最中に寝ちゃったのよ」と言っていたのを思い出しました。
でも、先生はとにかく「早く」と譲らず、夫がサインしてしまった。という感じでした。
国立は人も多く時間がかかるのと、土曜日は休みなので、職場の上司の紹介でこの病院を
受診したのでした。
最初に指名した先生は、「受け持ちが多く受けられない」という事で薦められたのは、
国立病院勤務で土曜日だけアルバイト的に来ている医師でした。
その病院勤務でなかった事が、後々裏目に出るとは全く考えませんでした。
(土曜日のみの診療なので、時間外にならないように調整されてしまうなど、
病院内の医師とは異なる)
病院内の医師とは異なる)
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