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2016年10月9日日曜日

大丈夫?有害食品



皆さんは、毎日の食生活において、何を気をつけていますか?


私は以下の四つです。

1.食べすぎ
2.味付け(濃すぎないように)
3.食材がいたんでいないか’?
4.肉・加工品などの摂り過ぎ



日本人は塩分の摂り過ぎだといわれていますが、タイ食も結構味の濃いものが 多くあります。
 

タイでは惣菜が市場や路上の屋台で売られ、注文食堂でも、食べたいものを作ってくれます。
  

我が家は殆ど利用しませんが、夫がたまに買ってくる物は、味が濃くてちょっと・・・

というものもあります。



暑い気候なので、味の薄いものはいたみやすいから、なのかもしれませんが・・・



 私と長女は薄味が好きなので、スープ類もそのように作ると、次女はそれにしょう油を
 プラスして、飲みます。


 この間残りを飲んだら、殆どしょう油の味でまずかったです。



 入れすぎないように注意していますが・・・父親似なのでしょう。*****


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目次


1.食生活で気になること


2.食の有害性に「どう対処したら良いか?」


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1.食生活で気になること



 ・一般のイメージ・・・有害物質・添加物・農薬



 ・研究者のイメージ・・暴飲暴食・飲酒・微生物(食中毒)





健康の損失ランキングの1位は・・・

 全体として不健康な食事と喫煙+運動不足+アルコールの過剰摂取です。






   発がん性物質やトランス脂肪酸などを上回っています。


  農薬や添加物は5位にも入っていないそうです。




 **日本人が特に気をつけなくてはいけないのは、『塩分の摂り過ぎ』です。


  世界的に見てトップレベルの摂り過ぎであると言われています。




2.食の有害性に「どう対処したら良いか?」




ここ一年の間に、有害な食品の報告がなされ、『何を食べたらいいのか?』
困っている方も多いと思います。


・ハム・ソーセージなど・・・癌を発祥する恐れがある。(WHO)


・マーガリン・・・・・・・・『トランス脂肪酸』が肥満や心臓病などを引き起こす可能性

               がある。       米食品医薬品局(FDA)


・米・・・・・・・・・・・・砒素(発がん性物質)スウェーデン食品庁






このような情報により、消費者はどうすればよいか分からなくなり、購入を控える傾向にありますが、


『発がん性物質』というのは色々な食材の入っているので、一つの食品を摂らないことにするだけでいいのでしょうか?



化学ジャーナリスト・松永和紀氏の言葉を引用させていただきました


『危険』『有害』という、マイナス面が強調され、摂取量などの目安が正しく伝わっていない。

ネットで『良い』『悪い』マルかバツか?のふたつではなく、リスクがどのくらいなのかで判断する事が大切


    ・接収量が多ければ、リスクは大きい。

    ・摂取量が少なければ、リスクも少ない。


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 食の安全性の関しての情報を発信する、内閣府「食品安全委員会」は難しい状況に
おかれています。


たとえば『マグロ』などの食品には』水銀』が含まれているため、妊娠している人には
1回約80g 週1回までなどという目安が作られました。




日本人の主食である『米』にも、『天然の砒素』が含まれていることから、科学的評価を実施し、



『現状の食生活では問題があるとは、考えていない』という見解を発表しました。




ところが海外から、こうした結果とは異なる情報が発信されています。



スウェーデンの食品庁から、『米』に関する研究結果を公表されました。



スウェーデンでは週に数回『米』を食べる習慣があるが、毎日になると健康へのリスクが高まる恐れがあるとして、注意喚起を行いました。




その際、参考にしたのは『中国やバングラディシュ」における、飲料水中の砒素における
健康被害のデータでした



2016年1月から『EU』全体でも。『米』の摂取量に「基準値」が適用されました。




これを受けて、食品安全委員会では、『米』に関する評価は変わらない言う見解を出しています。


というのも、
「海外での調査は「生活環境」が異なるため、単純に日本に当てはめる事はできない」

としています。


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国によって分かれる評価。どの様に情報発信していけば良いのか?難しい課題です。



これが良いこれが悪いと言う考え方ではなくて、食生活全体で考えたほうがいいのです。



『米食』ではない国の人は、『米』に対して気になり、逆に『米食』である日本人の中には、



『肉』に対して几帳面(気になる)ことがあります。




 砒素には発がん性物質が含まれています



『お米に?』と驚くが、今の所、癌が増えているということはありません。




EUでは、アジアの人が(移民など)で増える傾向にあるので、警戒して早めに警告しました。



逆に、日本は『米』の摂取量が、減っています。



食事におけるお米の比重が海外と日本では異なります



主食を変える。『米』を『パン』にすると脂質の摂取量が上がります。


これもまた、弊害があるでしょう。



今の所の対処法として、
栽培・品質改良で『米に含まれる砒素』を減らしていく取り組みがなされています。



マーガリンの『トランス脂肪酸』に関して、WHOは、『1日のエネルギー摂取量の1%未満』



にするよう呼びかけています。


アメリカ人は1日2,6%摂っているが、日本人は0.3%と問題ありません。




毎日アメリカ人並みにマーガリンを摂取している人は、マーガリンをバターに変えたら

良いという話ではありません。



バターには『飽和脂肪酸』が含まれ、たくさん摂りすぎると、「心臓疾患」のリスクが高まる傾向があります。





日本人は飽和脂肪酸を取りすぎている人が多いのです。



だから、トランス脂肪酸のリスクだけを見つめて、摂取量を控えると逆に飽和脂肪酸を摂り過ぎ、別のリスクが生まれる事になります




結局『バランスの取れた食生活をしましょう。』という事になります。





片方のリスクだけを見つめず、両方を見つめてほどよく摂取することです。





様々な食品情報に惑わされず、まずは疑ってかかる事も大事だということですね。



        

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