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2016年12月22日木曜日

老後破産を回避できる?!プチ移住

生活を楽にするため一本川を渡っただけ、


また近場への移住で生活が楽になるといいます。



その理由は何なのでしょうか?


そもそもそれは引越しとは違うのでしょうか?


なぜ移住というのでしょう?






引越しとは・・・住む場所を変えること


移住とは・・・・住む場所を変えると共に『生き方』を変えることです。



それを少しずつ変えるのが『プチ移住』というようです。


住む場所・生き方をちょっと変える・・・


ではどのように変わっていくのでしょうか?




茨城県神栖市ではここ数年大型店舗の進出が進んでいて


宅地開発も進み建設ラッシュとなっているようです。


なぜ、そのような現象が起きているかというと・・・


利根川を挟んで隣接する千葉県銚子市からの移住者が


ここ5年間で約2000人に上るからだといいます。




いったいなぜ?こんなにたくさんの人がわざわざすぐ近くから


移住してくるのでしょうか?



その理由の一つは



・銚子は土地が少なく値段も高い。人口も少なくなってきている。


・その点神栖市は、お店も増えてきている。


・便利で土地も安い

ということで、移住する人が増えているのです。






移住した子育て世代の人に話を聞いてみると・・・


「こちらの方がいろいろと充実しています。

 子供を育てやすいです。」





「とてもよくしてもらっています。

 ここを離れる気持ちは絶対に無いです」



という意見があるようです。



子育てをする若い世代に広がるこの現象は、市の取り組みにありました。


どんな取り組みかというと・・・




神栖市から東京駅までは『高速バス』で90分


銚子から東京駅までは電車で100分


と大して変わりがありません。




大きな違いがあるのは、



神栖市で新築一戸建てを購入すると


・『固定資産税』や補助金の支給、そして子供対策として


・子供が生まれたら チャイルドシート購入経費の補助


・病気になったら・・・ 18歳まで医療費無料





などの手厚い待遇があるようです。


その訳は・・・



・急激な人口減少を防ぎたい


・魅力を感じて神栖市に根付いてもらいたい



という思いから来ています。


神栖市が計算したところ数十年後には、人工が減少していく事が分かり


他の県や市からの移住を働きかける対策を立てたということです。




その結果5年間で数千人増えたと言うことです。





もともとこの神栖市は鹿島工業地帯があるので、法人税が入ってくるのです。



その財源があるため、このような政策を実行できた背景があるようです。


それぞれの自治体でいろいろな政策が取られているので、


ホームページなどで確認してみるのも良いと思います。





又、このプチ移住は若い世代だけでなく



老後の生活を楽にし『老後破産を回避』するものでもあるといいます。




老後の資金として、どれだけ準備しておいたら良いのでしょうか?



働き盛りの方であっても今から心配されている方は多いと思います。






たとえば、90歳まで生きたとすると、定年後に必要な資金は


2000万円ー3000万円 だといいます。





夫が65歳以上・妻が60歳以上だとしたら、


定年後の収入は夫婦の年金を合わせても20万円くらいで


実際の必要経費を下回る額なのです。




数万円の赤字を貯金を崩して当てていくとかなりの額になります





仮に貯蓄が2000万円あったとしても、足りるかどうか?分かりません。




実際に充分な貯蓄を持っている人がどれだけいるのでしょうか。


足りない場合はどうしたら良いのでしょうか。







そこで生活を楽にするためにプチ移住をする方が増えているのです。


たとえば・・・都心から東京近郊の他見に移住すると


場所によっては固定資産税が安く済む場合もあるようです。


固定資産税など年間にして大きな違いが出るものをカットできればずいぶん違います。


又夫婦ふたりなら小さな家で充分ですから電気代などの光熱費も節約できます。







老後が今よりもずっと暮らしやすくなるように
プチ移住する際に

まず確認しておきたいのは、



保険料や水道代などの差額が現在済んでいる所とどれくらい違うのか?


ということです。



若い世代が多く住んでいる地域は、保険料が安くなるというメリットがあるそうです






各自治体に問い合わせたり、

ホームページで確認して差額がどのくらいなのかを


計算しておきましょう。


日々の生活の中で節約することと同時に


大きな観点で節約できる方向を考えてみる事も必要なんだと思います。


そういえばタイの入国管理局で『リタイアメントビザ』で移住してきた


日本人のご夫妻に会った事があります。


海外への移住は勇気がいりますが、日本国内しかも川を渡っただけ


東京から千葉県へ・・でも都心までのアクセスに変わりはない


という移住であれば考えてもいいのではないでしょうか????










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