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2017年1月17日火曜日

手作り足拭きマット

昨日1月16日はタイの『先生の日』で学校はお休みで

土曜日の『子供の日』から三連休でした。 





子供の日なのに宿題はたっぷりで、どこにも出かけませんでした。



何をしていたかというと・・・


日曜の夜から、次女のグループ課題の手伝いをしていました。


六人のグループなのに皆連休でどこかへお出かけし、


手伝いに来られる友達はひとりもいないので・・・


よくあることです。その理由は・・・


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タイの学校の仕組みは?



・私立の場合・・・

幼稚園から中・高校まで(中には短大も)同じ敷地内にあります。



・国立の場合・・・

幼稚園・小学校が続いていて、そのまま進級できます。

そして中学・高校は希望校を受験します。



・県立の場合・・・

幼稚園から中学まで、そのまま進級できます。




遠くても行きたい学校へ行く!





学区ごとに分けられているわけではなく

基本的にどこの学校を選んでも良い事になっているので

家が遠くても行きたいところに(親が行かせたい学校)入学します。





入学方法は?



・私立の場合は試験があったり様々です。



・国立校はくじ引き


我が家の子供達は国立校に通っていますが、倍率は高く


幼稚園に入園するのもくじ引きでした。


小学校からの入学は倍率が更に高くなります。


息子の時は10倍でした。

子供が他の年度よりも多かったのです。


息子は運よく当たりを引いたので良かったですが、

近所の友達ははずれてしまい

知り合いの口利きと献金で入学できました。

(そういうこともできます。人によって入学できる額が違う)


長女は幼稚園からで倍率5倍、次女の時は10倍でした。


運よく三人共当たりくじを引いて同じ学校に通う事ができましたが、



姉妹で違う学校に通う場合もあるのですから、親御さんは大変です。


幼稚園から小学校低学年くらいまでは、親が送り迎えする家庭が多いですが


高校生になっても送迎してもらう子供も少なくはありません。


・県立は希望者全員


・国立中学・高校は受験



高校は文系に関しては、成績に関係なく進級できます。

(単位や出席日数が足りていれば・・・)


数学・理科の理系クラスに関しては試験を受けます。

数学・理科の三年間の平均成績が、四段階評価の3以上であれば、

校内試験資格をもらえ、2月中に受験し結果もすぐに分かります。

(3未満の場合は資格なし、ということです)


この試験に不合格だった場合は、文系に一応進学希望を出した後

再度3月に行われる一般試験を受験する事ができます。

(他校に通う生徒が受ける一般の試験になります。)



合格したら理数系、不合格の場合は文系というわけです。





成績が3未満でも理数系に進学したい生徒も同様に、文系を確保しつつ

理数系の一般試験を受験する事になります。



娘が通う学校では、理数系を希望する親が多いのが特徴です。


子供の将来を勝手に『医者』と決めつけ、

「それ以外を勉強したいなら。学費は出さない。」

という親御さんも少なくありません。


合格するのが非常に難しい『自衛隊学校』に合格した生徒がいましたが

親御さんが了承せず、仕方なく理数系の勉強をしているそうです。


もちろん医者になりたくて理数系で勉強している子供も多くいます。








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希望する学校に入学する!



という事で同じクラスであっても、

皆いろいろな地域から通学していることになり

グループの宿題をするのはとても困難なのです。



でも、何故か先生方はグループの課題が好きなようで、頻繁に出されます

資料を集める人、まとめてパソコンで文字を打ち込む人、

プリントアウトする人など、分担できるものはいいですが

今回出された課題のように時間もなく、

しかも集まってしなくてはいけないような

課題の場合は、誰かが負担する事になります。

ちゃっかりしている子供は、材料費だけ出して何もしないのに

点数だけはもらう。という事もある訳です。


故意に何もしない場合は、名前を入れずに提出することもあるようですが・・・


やりたい気持ちはあってもできない場合もあるので、

そういう場合は仕方がない。

ということになります。



我が家は比較的便利なところに住んでいるので、

材料を買いにいったり、場所を提供するというのが常です。


友達が集まってできないときには、私が協力してすることになります。

これまで、工作など数々の作品を手がけてきました。

宿題が多すぎて終わらないので、私ができるもの

美術・工作・家庭科・英語などの宿題を手伝います。





今回の課題は・・・

足拭きマットです



毛糸で『ぼんぼん』をつくり、網のような土台に結びつける

というものです。


まず調べる事


1.どのくらいの大きさにするのか?


2.毛糸はどのくらい必要か?



3.どこに売っているか?

  (毛糸など普段使わないので・・・)




1と2


母が送ってくれた毛糸があったので、

試しにひとつ作って必要な量を計算しました。



3は学校の先輩に教えてもらい、娘が買出しに出かけました。


買ってきたもの

・40グラムのアクリル毛糸 

 10玉 25バーツ/1玉 (250バーツ)

 深緑6玉 アイボリー4玉


・土台の網? 1メートル 50バーツ




合計300バーツ

6人のグループなので、ひとり50バーツ。
 

(約¥170ータイ風そばが一杯25-30バーツなので、安くはありません)


これなら文句も出ないでしょう。




アクリル毛糸

土台になるネット








ボンボン


足拭きマット作り




娘とふたりで100個近いボンボンを作って、何とか形にしました。














鈎針を使って裏側にボンボンの足を出して
結んでとめました
裏側にはコットンの可愛い柄の生地を
縫い付けました

完成したのは昨夜10時ごろ。


細かい作業で時間がかかり、首と腰が痛いです。


まあ、嬉しそうにもっていく姿を見るとその疲れも和らぎますが・・・

提出した課題は戻ってこないこともあります。

(ペーパー類は殆ど戻ってきません)


先生が自分で使うなんてことはないと信じたいのですが・・・

娘は「これ私が使いたい!」と言っています。

グループの課題で分けるわけにも行かないから、

どうなる事やら・・・












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