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2017年1月3日火曜日

お守りになる?『ご来光』



日本で一番高い山『富士山』に登ったことがありますか?


二十年前、日本へ帰る飛行機の中で見た富士山は



「頭を雲の上に出し・・・」という歌詞の如く


まだ夜が明けきらない薄暗い中、雲の上にその姿を現していて



凛とした美しさを感じました。




辺りが明るくなってきた様子





新年の『富士山』のご来光です。






手前が富士山
そして・・・ご来光です








子供の頃天気が良い日には、東京からも見えた富士山。


東京近郊の山は、学校の遠足で登る機会が多くありましたが


富士山に初めて(多分人生で最初で最後)登ったのは


今から22年前の夏でした。




数十年前に出会った富士山は

見る限りではとても雄大で綺麗な山でしたが、


登ってみて感じたのは、とても厳しい山だということです。


友達と日の出を見ようと 須走口から午後八時ごろに出発しました。


登ってみての感想は『富士山』は登るよりも見るほうがいい!というものです。


情けないですが私は途中で気分が悪くなり、本八合目でギブアップでした。



もともと登山は余り好きではなく、このときも乗り気ではなかったので


そんな私の気持ちを『富士山』も悟って、


「登らなくてもいいよ」と足を止めさせたのかもしれません。



頂上までいった友人の話によると、


頂上付近は崖のようなところを登ったと

後で教えてくれました。




きっとそのまま前進したら危ないと思い、止められたのかも。


と勝手に解釈しています。




気分が悪くて少し低いところまで降りようと思い、



七合目まで降りていくと山小屋があったので

そこで休んでいました。





夜が明けて出発地点を目指し ひたすら降りていくと・・・



何か様子がおかしいことに気がつきました


来た道を降りていったつもりが、どこかで道を間違えたようです。



気分がまだすぐれず、又夜真っ暗な中を登っていった為


あたりの景色も見えなかったので、すぐには気がつきませんでした。



須走口に向かっていたはずが・・・


富士スバルライン吉田口に向かっていたのです。



山小屋があったので、どのぐらい離れているのか?


須走口へはどうやっていくのかを尋ねると


丁寧に教えてくださり、お金まで貸してくださいました。

(持ち合わせが少なかったので)


これも『富士山』が繋いでくださった『ご縁』で


無事に帰宅するまでちゃんと守ってくださったのかと思います。





あの時に見ることが出来なかった『ご来光』を


今回ブラウン管を通して拝む事ができました。



今年は良いことがたくさんありそうです。

















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