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2017年5月11日木曜日

他人に言われた言葉や行動をどう受け取るか?言う前に考えるべき事







私がタイにお嫁に来て思ったこと・・・


文化が違うので仕方がないと思うことはあっても、人間としてどうなの?


と思うこともあります。





 お嫁さんは自分の娘              



以前よくく見ていた韓国ドラマでは、お嫁さんを受けいれる側の両親が


『私達の娘のように大切にします』とお嫁さんの両親に言うシーンをたくさん見ました。


自分の子供も相手の子供も、皆同じように大切だと思うからこそ

言うことができる言葉だと思います。



同じように子供の側からも、自分の親に接するように義父母に接することが


大切な事だと思ってきました。





私の両親はふたりだけで暮らしていて、80歳を過ぎた今でも助け合いながら暮らしています。


タイにも何回か遊びに来てくれて、帰るときには掃除までしてくれたりする両親です。


大きくなっても子供は子供。


使った部屋や場所は、負担にならないように綺麗にしてあげたい。

という親心が伝わってきます。



『自分のことは自分でする』『やり始めた事は最後まで責任を持ってする』ということを


両親の姿を見ながら学んできました





 義父母は私の親               



時々私に対する義父母の言動や行動に対して、えっ???と思う瞬間があります。



それは・・・


『その言葉と行動を実の娘にもするのですか?』


ということです。




父だったら、母だったら、『そんな言葉』『そんなこと』をするかな??と感じるからです。


そして私だったら、子供達に対して言わない言葉や行動なのです。



嫁姑問題の根本は、相手が『息子の嫁』であり、『夫の親』という観念からきているのだと思います。



血を分けた身内ではなく、他人だという意識が強いために起こるのではないでしょうか。



売られたけんかは買わないと・・・となると、どんどん関係が悪化していきます。


悪化していくと、夫や子供を巻き添えにしていくこともあります。





では、そういうときにどのように受け止めるか?




 私のために善意でしてくれている        








悪意があると解釈すると、その思いに引きずられていってしまうので


善意でしてくれたと思うようにします。



あるいは気がつかない振りをするか・・・



そうする事で自分の中の負の感情がすっとなくなるのがわかります。


そして愚痴もこぼさない。




実は先日庭の木を切った後、切り倒された木の枝や葉っぱは職人が来て大雑把に


片付けられましたが、決して綺麗とは言えないものだったので、後始末は全て私がしました。


前回ブログで書きました。

           林?森?化した庭の木を切りました





大きなゴミ袋で6袋分もありました。


それを捨ててきた数時間後に再びちいさなゴミの山が・・・・


植木の間にあった葉っぱをかき集めたものでした。



それを見た瞬間『何で?最後まで片付けないの?」


という思いが・・・・


きっと時間がなかったから・・・


最後までやらないのはいつもの事・・・


私ができなかった事をしてくれた


と湧き上がる思いを沈めていきました。



お蔭で嫌な思いはすっと消えました。






言葉が通じなくても、人には霊感や直感といわれるものがあるので、どういう感情を抱いているか?


がわかるのです。


『目は口ほどにものを言う』です。行動も然り。


善意であると受け止めて接すれば、何の問題も起きません。


意外な反応に相手は驚くかもしれません。






いろいろとあり難しい事ですが、何とか受け止めながら生活しています。


知人の話では、実の両親と同居していても『?と思うことを言われるものよ』と


言う事なので。



人から言われる事、されることは『私のためになること』であると解釈して


自分の言動や行動に最新の注意を払うべきための『教え』なのだと思う様にしています。





 受ける相手のことをまず考えてから言葉を発する 



癌に侵された祖父を元気づけるために丸坊主にした男の子が、友達から


「癌患者みたい』だといじめを受けました。



それを知った校長先生の取った行動が、先日フェイスブックにアップされていました。



校長先生は男の子にバリカンを渡し、自分の髪の毛を坊主にするように指示しました。


その後先生は「傍から見たら幸せそうでも、他人の心の中はわからない。


もしかしたら悩みを抱えているかもしれないんだ。

何もわからないのに誹謗中傷などをしては絶対にいけない。


何かを言う前によく考えてから言いなさい」


と生徒達に語りました。


いじめをした生徒を探すでもなく生徒全員に自分の身を挺して、そのように指導した結果


いじめた生徒達は自主的に、男の子に謝りに来たそうです。



言葉を発する前に、言われた方はどのように思うのか?


私の行動が相手を傷つけないか?をまず考えて行動することが


人間関係を良くしていく秘訣でもあるんですね。



私は、元々何か言われても、さっと答えられる俊敏さはないのですが



現在も、思ったことをまず頭の中でタイ語に置き換える時間があるので、


冷静になることができてよいのかも知れません。



タイ語が日本語のように流暢に出てきていたら・・・・


取り返しがつかないことになっていたかもしれません



言葉がスムーズに出ないことが、よかったのかも!とも思えます。


言葉は凶器にもなりますから、気をつけたいものです。


読んでくださりありがとうございました。










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