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2017年6月19日月曜日

タイの修理屋


用がありバンコクへ行っていたので、久しぶりの投稿です。



ホテル16階の部屋から見たバンコクのビル
















約一週間留守にしていた間、家事は娘達が分担して?やってくれていました。


平等に分担していたわけではないようですが・・・




家事の分担と言えば、私もいつも姉とじゃんけんで決めていたのを思いだします。


仕事をしている母に代わって、掃除機がけ・拭き掃除・食器洗い・洗濯・布団干しなどなど。


ふたつ三つの家事を組み合わせて、じゃんけんに買ったほうが好きな方を取るという仕組みでいつも決めていました。




娘達の場合は・・・長女が洗濯・洗い物・そうじ


         次女が洗濯サポート・アイロン(制服ふたり分)



と、明らかに長女の負担が多く、帰ってきてから愚痴を長く聞かされました。



時には夫も洗濯を手伝っていたようですが。


帰宅してみると、家の中はきちんとなっていましたが、


シーズー犬のクッキーが・・・ぼろ雑巾のように真っ黒になっていました。




早速お風呂に入れて、伸びた毛をカットして、学校から帰ってきたご主人様である次女が


見間違えるほど綺麗になりました。



長女は日曜日の朝から夕方まで、お寺で道徳教育があります。


それに参加しないと、毎週金曜日(計5回)に学校の近くのお寺で、6時から7時半まで


修行をしなくてはいけません。


それすら参加しないと単位をもらえないので、休みを返上して皆眠い目をこすりながら参加するのです。



目的のお寺へは、バスで行くには不便な場所なので、自転車で行く事に・・・


でも長女の自転車はパンクしていました。


私の自転車も疲れ気味で、チェーンが今にも外れそうで馬力が出ません。


宿題が山盛りの長女に代わり、遠く離れた修理屋まで、だましだまし転がしていきました。





汚い小屋のような修理屋

部品がたくさんあります

はんだ付けもできるので

三輪車やトゥクトゥクの接続部分の修理もできます。




我が家のそばにはパンク修理屋がたくさんありますが、バイク専門のところが多く、


自転車修理ができる所は一箇所しかありません。


なので、とても混んでいます。





娘の話では、『自転車の修理に一週間かかるとお父さんが言ってたよ』いうことでした。


しかしそれは交渉次第で、頑として動かず『遠くから来たのでここで待ってますね」と


片言のタイ語で話すと、すぐにやってくれるのです。


もちろん順番ですが。


そこで待っている人を優先してやってくれるので、何日後とか、夕方とか言われて置いて行った人の分は後回しになります。



私も以前娘のクリスマス会を見てから(その間に終わるだろうと思い)取りに行ったら、

(小学校が修理屋のすぐそばだったので)


全くやっていなくて、結局待つ羽目になったことがありました。



かがみこんでパンクの修理をするおじさん




昨日も私の顔と自転車を一瞥して『どこから来たの?これからご飯食べるんだけど』


と、迷惑そうな顔をしていました。



『遠くから来ました。大丈夫です、待ってますからご飯食べてきて下さい』


と、椅子に座って待っていると、すぐに別の人が出てきて修理に取り掛かりました。


当たり前ですが、日本でもタイでもパンクの修理の仕方は同じです。


チューブをタイヤから出し、空気を入れてバケツの溜めた水に入れ、


どこに穴が空いているかを確かめる。


そして、穴を塞ぐためにその場所にやすり?をかけてテープを貼る。


そしてもとの状態に戻す。これだけの作業でおしまいです。


日本でも自転車を愛用していた私は、何度かパンク修理に行ったことがあります。


その店は幼馴染の友達の家でした。


伯父さんが修理してくれるのを、興味深く見ていたのです。



小さい頃から、父の日曜大工など、人が何かを作っているのを観察するのが好きでした。


その技を盗んで、自分もやってみるのです。


あるときパンクの修理も自分でできるのでは?と挑戦したこともあります。


結果は・・・穴の場所は突き止めましたが、うまく塞ぐことができず使い物になりませんでした。(笑)


専用のシールがないとだめなんですね。



修理を学んで店を開いたら繁盛するかも。何て考えることもあります。


そんな私に似たのか?息子も小さい頃『修理やさんになる』などと言っていました。


子供心に面白く映ったのでしょう。




この店の修理の伯父さん三人は、皆さん60代です。


長年この場所で修理屋を営んできた兄弟でしょうか?


今回顔なじみになり、よく話をした伯父さんがいなくなっていました。


『もうひとりの方はどうしたんですか?』と聞きたいような、聞きたくないような・・・


結局聞かずに帰ってきました。


パンクの修理と籠のねじを留めてもらい、全部で30バーツでした。



昨日修理済みの自転車を軽快に走らせ、お寺に行ったはずの娘が帰ってくるなり


『これ本当に修理したの?空気が漏れてるけど!』



まあ、そういうこともありますね。ここはタイです。


又今日修理にもっていくことにしましょう。




バンコクからの帰り道
ナコンラチャシマー県パクチョン郡
ここまで来ると我が家まで1時間ほどです
自然を見ると帰ってきたなーと安心します。


読んでくださりありがとうございました。



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