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2017年7月7日金曜日

『とびひ』子供の病気だと思っていたら・・・









『とびひ』になってしまいました。



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目次


1.『とびひ』は大人でもなる


2.『とびひ』になる原因


3.『とびひ』の治療法(私がしたこと)


4.タイの薬局


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 『とびひ』は大人でもなる            



息子がまだ一歳になるかならないかの頃、(当時日本に数ヶ月住んでいました)


休日に息子を連れて近所の公園へ散歩に行き、水のみ場で楽しく遊んだ数日後



腕に蚊に刺されたような痕が・・・次の日には芯の部分が膿を持ち



それを囲むように赤い縁取りが・・・息子の面倒を見てくれていた姉曰く


『どこかで見たことがあると思ったら、これ『とびひ』じゃないかな?』



すぐに私が小さい頃から、通院していた皮膚科へ息子を連れて行くと


『とびひですね。うつるから気をつけてね。』と先生。



そして、懐かしい匂いのする難軟膏を貰って帰宅しました。


なぜ懐かしいかというと・・・



私の手の甲には小さな頃から『白い斑点』があり、心配した母が私を連れて


受診した時に処方された軟膏と同じ、独特の匂いがしました。



姉が'言うには


『あそこの皮膚科が研究して作っている軟膏で、いろいろと効き目があるから


患者さんが絶えなくて、いつも混んでるのよね』



実際には、皮膚科自体が少ないから皆が行くとも言えるけど、


とにかくいつも混んでいるのです。



息子の『とびひ』治療用の軟膏は、私が使っていた軟膏と同じ匂いがしました。

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その『とびひ』に罹ってしまったのです。



『とびひ』って子供の病気だと思っていたら、大人でもなるんですね。





靴擦れがなかなか治らず、かゆみがあり膿がでてきて・・・



そのうち膝にもおできのような物ができたと思ったら、それも膿をもち・・・


又もうひとつできて・・・はじめて『とびひ』だと気がつきました。



息子の『とびひ』を見てから約19年が経っていたのと、


柔らかい部分にできる『とびひ』と硬い部分にできるものとでは、


見た感じが少し違うので、『とびひ』だとは気がつきませんでした。



実は数年前にも、蚊に刺されたところを掻きこわして『とびひ』になりました。



その時は、腕の柔らかいところに本当に小さく数箇所できて、すぐに治ったのでした。




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『とびひ』になる原因と予防           


まず罹患しないようにする事が大切です。



『とびひ』とは


通常皮膚の表面や、鼻の穴の中にいる『黄色ブドウ球菌』や『溶連菌』が


虫刺されやあせもなどを掻き壊したところ


傷口などから皮膚の中に入って発症する病気です。



1.手を良く洗い清潔にしておく。


2.汗をかいた時には特に、皮膚を清潔に保っておく


2.つめを短く切っておく


3.虫刺されなどをかかないようにする


4.鼻の中にも細菌がいるので、いじらないようにする。


**小さなお子さんや『アトピー性皮膚炎』の方・病気や疲労・ストレスなどで



免疫が落ちている方などは、特に細菌に感染しやすいので注意が必要です。**




蒸し暑いこの時期は、『とびひ』に罹るとさらにやっかいです。


汗でうつりやすいのと、子供はプールの授業が始まりますね。

(もう始まっているのかな???)


とびひだと気づかずに、プールに入ったら大変なことになります。







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『とびひ』の治療法(私がしたこと)        




1.かゆみがある場合、掻かずに水でよく洗い流す。


軟膏(薬局で購入)を塗ってガーゼで覆う


**芯が膿を持っていたら、その膿が流れて次々に感染していくので
(まさに飛ぶ火のごとく)


他につけないように慎重に膿を出し、ふきとるか、洗い流す。**



これはあくまでも私が行った『素人療法』です。


早く確実に治したい方、悪化してしまった場合は、病院を受診する事をお奨めします。



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しっかりと治さないと再発する事もあります。


また、自分の身体を『飛ぶ火の如く』うつって行くだけでなく、


一緒に暮らしている家族にもうつる病気なので、早めに治療しましょう。



と言いながら、私はまだ完治していませんが・・・


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 タイの薬局                   







タイ語では、『ビン・プラカーイ・ファイ』と言います。



この言葉を書きとめ、薬局へ行った所・・・


若い薬剤師のお姉さんは、この病気を知らなかったのか?


私が患部を見せて説明すると、ネットで検索して


『医師はこの軟膏を処方しています。』という言葉と共に処方してくれました。







タイには薬屋が所々に見られます。


『ยา』


と、いう字が目印です。


読み方は『ヤー』タイ語で薬という言葉です。








薬剤師が常駐している正規の『薬局』と免許を持たない『薬局』も存在します。



これは娘が教えてくれたことですが、


『薬剤師は『白衣』を着ていて、薬剤師が不在の薬局では『白衣』を着ていない。』



それが目印だということです。



これまで我が家の行きつけの薬局は、年配の女性が経営している『薬局』でした。


おばあさんすごいな。薬剤師なんだーと、感心していたのですが


実はそうではなかったことが判明しました。


免許はなくても、年の功?で患部を診て、話を聞いて的確な薬を出してくれて


いたように思いますが・・・



2,3年前に引っ越してしまい、それ以来『あっちの薬局、こっちの薬局と渡り歩いています。






医者と同じで、相性ってあると思うんです。




なんとなくもう行きたくないと思う薬局もあります。





今回行った『薬局』は正規の薬局でしたが、経験不足かな?と、いう感じでした。


まあ誰でも最初は経験不足なので、仕方がありません。


この薬局の良いところは、夕方から深夜まで営業している点です。


たいていは朝8時ごろから、夜8時までの営業店が多い中


深夜営業しているので、しかも近所なので便利です。



タイの人は、病院へ行くよりも薬を買って治す人が多いので、


働いている人・夜になって高熱を出した子供を持つお母さんにとっては


非常に助かる存在です。




私が夜8時すぎに行った時も、あとから子連れのお母さんが、


そして若い女性が、薬を求めて続けて来店しました。



近所にはセブンイレブンがあり、独身者向けのアパートも立ち並ぶ好立地です。



これまでこの通りには、何件か薬局がオープンしては知らぬ間に消えていったので、



このお店は生き残って欲しいなと思います。



暑さによる疲労も出やすいこの時期、思わぬ病気に罹らないように


皆様もどうぞお気をつけください。



読んでくださりありがとうございました。



















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