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2017年11月5日日曜日

ドラえもんの『のびた』がのーびた?








 『のびた』『のーびた』


 『コナン』『コーナン』


 『ワイン』『ワイ』


 『コーン』『コン』

(とうもろこしが分からなくてコーンとかいたつもり)


これは、娘(次女)のテストの解答です。







タイの高校は『理数系』と『文系』に分かれています。


同じ高校で、長女は『理数系』次女は『文系』を選択しました。


『文系』は、英語・韓国語・中国語・フランス語・日本語に分かれています。


日本語クラスの次女は、家では家庭教師がいるのも同然なのですが・・・


私が話す日本語の日常会話は、90%理解しています。が・・・


文法や読み・書きは、習い始めたほかの生徒と


対して変わらない実力しかありません。










秋休み中に日本へ遊びに行った友達のお土産



9月下旬から10月までの約一ヶ月、タイの学校は秋休みでした。


休み中に必死に勉強するのかと思っていたら、ほとんどしないまま


秋休み明けには、授業中に一緒に座り、課題も一緒にする


5-6人のグループを構成するためのテストが、行われました。








テストの結果から

『できる・中間・もう少し努力が必要』な、生徒を混ぜ合わせて


つくられます。


帰宅した娘は、『あーあ、苦手な友達ばかりのグループだった・・・・』



とひと言。








そして、返されたテストの間違った箇所を、やり直す宿題が出され


娘と共に確認していくと、『ある箇所』で私と長女は大笑い。


なかなか笑いが止まりませんでした。


その答えが最初に書いた・・・『のびた』『のーびた』・・・です。


問題は、


アニメの主人公のイラストとタイ語で書かれた名前があります。


それをひらがな・かたかなで書きなさいというものでした。


イラストは『ドラえもんの のびた』と『名探偵コナン』です。


その答えが『のーびた』と『コーナン』だったのです。








タイ語で『あ・い・う・え・お』を表記すると


『あー・いー・うー・えー・おー』


表記されます。


それに忠実に読んで書いた故の答えかと思いますが・・・


ドラえもんもコナンも、よく観ているのに・・・不思議です。


耳で聞こえてきたのは、『のびた』と『コナン』だったはずなのに。


なんで?のーびた コーナン?


どうやら、娘はひそかにそう呼んでいたようです。


本当にこんなに笑ったのは久しぶり!というくらいお腹を抱えて笑い


思い出してはくすっ!思い出してはくすっ!と何度も繰り返したほどでした。


ちなみにタイではドラえもんの妹の『ドラミ』『ドレミ』と呼んでいます。



そう聞こえるらしくて・・・





同じく友達のお土産







 日本語で間違えやすいのは、『は』『わ』と書くことです。


わたしはの『は』わたしわ・・・と書いてしまうのです。


文字を習い始めた子供が間違えやすい文字ですよね。


今でこそ、幼稚園に入る頃には『あ・い・う・え・お』が’


完璧に書けるようになっているのかもしれませんが


私が子供の頃は、小学校に入学して初めて習いました。


子供にとって『は』HAと読み・『わ』はWAなので、


『わたしは』『わたしわ』と書きがちですよね。


高校生になってから勉強を始めた学生達は、


日本で言えば幼稚園に入園したばかりと同じです。


日本語の会話ができる・理解できるという観点では、


幼稚園児よりも幼いのです。








娘の学校には日本人のK先生がいます。


休み中に日本に帰国していたK先生は、つい最近帰って来られたので


残念なことに娘の解答用紙を、見る機会がありませんでした。


もし、見ていたら・・・くすっと笑っていたかもしれません。


娘の可愛い間違いで、久しぶりにたくさん笑って、すっきりとしました。


一緒に笑っていた娘(次女)。


のびたとコナンに関しては、二度と間違えないことでしょう。


読んで下さりありがとうございました。







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